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こげんた
当HPの全ての文章、及び画像の無断転載・複製は固くお断りさせて頂きます
当ページを無断転載し、2014年1月16日 19時14分12秒、
2014年1月25日(土) 22時34分40秒
2014年1月27日(月) 22時27分20秒に
記事を投稿したアメーバーブログの方へ
即刻そちらのブログから該当ページ文章削除をしてください
また、今後一切当サイト文章及び画像の無断転載・複製はなさらないで下さい
ブログ管理人、ブログ運営側に削除並びに改善の意向が
一切見受けられず、また1月27日に記事を更新の際に「転載」の記載すら無くなりました
近日中に警察へ通報、相談致します
「転載」と記しただけでは無断転載になります
他人のHP、ブログ等の文章や画像を転載する場合は
そのHP、ブログ等の管理人にコンタクトを取り、転載したい旨と転載したい個所を伝え
転載許可の回答が来たらOKです
その際には転載元HP、及びブログ名、転載したページのURLを記す義務があります
その上に転載元HP、ブログに飛べるようリンクを貼っておくとより良いです
転載不可の返事、または返事が来ない場合は転載をすべきではありません
文書、画像などの無断転載、複製による著作権侵害は
法律で10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金に処されます
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こげんたちゃんのことを知ったのはテレビのニュースだった
こげんたちゃんがバスタブの中から上を見上げている写真を見て
殆どの人が洩らす感想と同じ思いを抱いた
そう 「笑っている」 と……
ニュースの内容から 写真の仔猫が酷い虐待を受けたことは判った
けれどその時は
仔猫は虐待を受けながらも 運良く助け出され生きていると思い込んでいた
そして当時の私はそれ以上のことを知る術を持っていなかった
それから数ヵ月後
インターネットで猫虐待中継をした男性が逮捕され
裁判を受けているだったか 有罪判決が下されただったかのニュース報道を見た
「熱湯をかけたら逃げた」という犯人の弁を聞き その言い分を私は鵜呑みにした
酷い虐待を受けた上に熱湯をかけられ 命からがら逃げる力が残っていたとしても
長く生きられる筈がない
このコがこの世から既に居なくなっているのを信じたくなかったのかもしれない
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この痛ましい事件が起きてからほぼ1年が経過した翌年の初春に偶然辿り着いた
++Dear,こげんた++ というHP
トップページを見て直ぐに前年の虐待事件の犠牲となった
仔猫のことを扱ったサイトだと気付いた
仔猫のその後が気になりEnterをクリックした
大方予想はついていたものの 虐待された仔猫は虐待時に命を絶たれ
「こげんた」という戒名を付けられていたことを遅まきながら知った
読み進めて行くうちに
この こげんたちゃんが受けた虐待が想像を絶するものだという事実を初めて知った
ニュースで伝えていたことが真実でも その真実の欠片さえも伝えきっていない
虐待の舞台となった某巨大掲示板の当時の書き込みを読んだ
文字の羅列ではあるが正視に耐えない 吐き気を催した
その凄惨極まりない虐待が目前で繰り広げられている感覚に陥った
聞こえる筈もないこげんたちゃんの悲鳴が耳を劈いた
時折 こげんたちゃんの姿が傍らで眠っている愛猫の姿とだぶる
苦しみ 辛さ 悲しみ そして憎しみといった
ネガティブな感情で構成されていても全く不思議の無いサイトでありながら
++Dear,こげんた++ は違っていた
日本の動物の現状を嘆きながらも自分達の力で少しずつ変化させて行こうという
前向きな考え方と希望に溢れていた
個人が出来ることを無理をせず地道に続けて行こう
そんな姿勢に好感が持てた
こげんたちゃんのことを改めて知り 暫くの間は泣いて過ごす日々が続いたが
今迄とは違う想いが心の中に芽生えていた
一人ひとりの力は小さくても大勢で声を上げて行けば
きっと何かが変えられるのかもしれない
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++Dear,こげんた++ に出会った日から
こげんたちゃんをガラスに彫ってみたいと思い続けていた
漸くそれを実行に移したのは
事件の詳細を知ってから1年近く経過したその年の12月
美味しいごはんを貰い 安心して過ごせる場所に落ち着き 安堵しているこげんたちゃんが
何を語ってくれるかと期待していた
作業を始めて直ぐにそんな生温い感情は払拭された
下描きに現れたこげんたちゃんは 不安と恐怖に怯えていた
犯人の狂気と意図を敏感に感じ取ったのかもしれない
捨てられてから日々命を削るような過酷な毎日を過ごしたのかもしれない
心細さにずっと胸が張り裂けそうだったのかもしれない
けれど ここに現れるのは今迄に培ってきた本質だ
こげんたちゃんを捨てた人は こげんたちゃんに愛情を注ぐことも全くせず
いつも捨てる機会を窺い邪魔にしていたとしか考えられない!
一度整理した筈の怒りの感情が再び湧き上がった
こげんたちゃんを殺めた犯人の行為は決して許せるものではないが
こげんたちゃんを捨てた人のその罪の重さは犯人の行った行為となんの変りもない
ガラスの中に姿を現したこげんたちゃんは快活に笑っていた
生きていたらきっと 明るい性格の愛らしいやんちゃ坊主だったに違いない
“こげんたちゃんが心に住む人”の流した涙とあたたかい想いに包まれ
虹の橋のたもとで穏やかで楽しく過ごしているのだろう
ガラスの中のこげんたちゃんの笑顔に救われる思いがした
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この世に偶然はなく 全てが必然だという
残虐な死を迎えざる得なかったものは この世に生まれ出でて来る前に
己でその重い課題を選んできたともいう
人間の勝手で人知れず「安楽死」という名の下に
苦しみ抜いて処分され闇に葬られていく膨大な数の命
最後まで自分を裏切った飼い主を信じながら絶たれていく命
そして 年々増加する動物虐待
それが本当に課題なのだろうか?
けれど ひょっとしたら
そんな現状を憂いた魂が 変化をもたらす為に立ち上がり
この世に生を受けたのかもしれない
小さな体に大きな使命を背負ってこの世に姿を現した魂
それが こげんたちゃんだったのかもしれない……
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「辛い現状を見たくない 知るなんて怖くて嫌だ」
そう言ってただ変化を望んでいても何も変わりません
是非一度
辛く悲しい現実を知ってください
現実を受け入れてください
動物達の無言の叫びに耳を傾けてください
動物達の死を無駄にしないでください
++Dear,こげんた++ を作ってくださった 管理人mimiさん
サイト運営に力を注がれているこげんたスタッフの皆さん
そしてこのサイトを支えてくださっている
大勢の方々に心より感謝の意を捧げます
作品の画像は彫刻が一番浮き上がって見える条件下で撮影をし
更に見え易いように色調を補正してあります
当HPの全ての文章、及び画像の無断転載・複製は固くお断りさせて頂きます
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