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Neka Art Museum Collections









Arjuna Wiwaha

オランダ人画家、ルドルフ・ボネ作 アルジュナ・ウィワハ
(英語タイトル The Temptation Of Arjuna)
天界の10万人にひとり足りないとされる美女(天女・天の妖精)の中でも
選りすぐりの7人最高の美女に誘惑される苦行中のアルジュナ

…の筈なのに、彫る際に気合を入れすぎ美女が白目を引ん剥いてしまい、世にも恐ろしい顔に


ラーマヤナに並ぶインド2大叙事詩
マハーバーラタの中で主人公のひとりでもあるアルジュナは
盟友クレスノと共にウィシュヌの化身であり、最高の美丈夫で最強のヒーロー
正妻はふたりだけだが、契った女は数知れず
(Arjuna Wiwahaの章で天界に招かれて褒美に美女を娶らせられたのではなかったか?
半分寝ながら読んだから頭に入ってない部分も多いか?)
いつも丁寧な物腰
怒りは面に表さないが、挑まれた戦いは決して拒まない
そして、第一に無類の女好き、女ったらし
第二に暇さえあれば苦行に勤しむ、という特徴がある
(インドネシアのワヤンの解釈が多いので本来のものと少し違うかもしれません)
無茶苦茶な性格ですわ…
アルジュナの長兄、ユディスティラに至っては
叙事詩中一番の公明な正直者で
仏のように悟った誉れ高い人物として描かれているににかかわらず
大の博打好きで自分の兄弟や妻まで賭け金代わりに使うような人物だし…

この叙事詩の作者は一体どういう思いつきで
登場人物の性格を設定したのか、とても気になる所である














Mutual Attraction

Abdul Aziz作、日本では“惹かれあう想い”の邦題で有名(?)な作品
これまた気合を入れすぎてぎて女性が怖い顔になり
まるでこれでは“拒否”…


こちらのページの物を作る際に大変お世話になった
ネカ美術館のご子息へこの作品を贈らせて頂きました
受け取ったご本人は迷惑だったりして…




Special thanks to Kardi S.
Terima kasih.

↓自作のバロンちゃん↓

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作品の画像は彫刻が一番浮き上がって見える条件下で撮影をし
更に見え易いように色調を補正してあります



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