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グラスリッツェンについて


16世紀頃にイタリアでヴェネチアングラスに装飾をする為に生まれた技法で
ダイヤモンド粉末の付いた針で、機械を一切使わずに絵を彫り付けていく伝統工芸です。
道具の開発 ・ 改良により1980年代にドイツを中心にブームになり、
ドイツ語の glas(ガラス) ritzen(引っかく) という単語をあわせた
“Glasritzen(グラスリッツェン)”という造語が定着した模様。

ritzen(引っかく)の名のとおり、ガラスに“彫る”というようりも、
ガラスに“細かな傷を付けていく”ことで絵を表現していくグラスリッツェンは
ガラス彫刻の仲間の切子細工、サンドブラスト、グラヴィール、エッチング等の技術の中でも特に繊細で
また、上に挙げた種類の彫刻とは比較にならない程に彫りが極めて浅いのが特徴でもあります。

グラスルーターという電動工具を用いた機械彫りによるグラスリッツェンもあり、
このルーター彫りに用いられる針はダイヤモンドビットといい、手彫りのグラスリッツェンで使用する針より目が粗く
品揃えが豊富なホームセンターの大工道具売り場でも入手できます。



Little Guardians のグラスリッツェンについて



 風合い ・ 色などの細かな表情を表現する為にも
 機械や電動工具などを一切使用せず
 一本一本の線を手彫りで刻み、ひとつの作品を作り上げています。
 
 単純に毛を一本一本植え込んでいくように彫れるのでしたら
 簡単ですし、時間も大幅に短縮できるのですが
 実際 一本の毛にも微妙な色彩の変化がある為に
 淡い色合いの線を何度も重ね、濃淡を付けながら、
 且つ 土台のガラス自体が一つひとつ違った個性を持つ
 粒子の流れに逆らわず、“粘る”流れを探しながら、
 流れに逆らわざるを得ない個所は妥協点を見出し
 一本の線を作くりあげていくので、非常に時間と根気が要ります。
 
 大抵、点を打ち付けて彫っていく点刻は
 線彫りよりも時間と根気が要り大変だと言われますが、
 個人的にはガラス粒子の流れは一切考えずに
 点の密度だけで濃淡をつけ、風合いや色合いを出せるので
 線を刻んでいくよりも却って容易な気がします。

一匹いっぴき 「そのコ」 が持つ性格や個性 ・ 本質が現れるよう、
ガラスの中で息吹きをし、何かを語りかけてくるような、時には今にも動き出しそうに
生き生きとした作品をお届けできますよう常に心掛けております。
 
そして既に亡くなっているコは、飼い主さんの元へ魂の一部を在りし日の姿のまま、形あるものとしてお返しできますよう
また、そのような作品の完成を目指して 心を込めて作っています。





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